『クリプト・オブ・ネクロダンサー』が人気を集める最大の理由

 『クリプト・オブ・ネクロダンサー』が人気を集める最大の理由は、ローグライクとリズムアクションの融合という、斬新なゲーム性にある。リズムに合わせてダンジョンに潜り込んでいき、装備やアイテムなどを入手して自キャラを強化し、敵を倒してステージをクリアーするというゲームスタイルが、世界中のゲームファンの琴線に触れたのだ。

 ちなみに、日本において『クリプト・オブ・ネクロダンサー』の人気に火がついたのは、ゲーム実況主などにより、Steam版がニコニコ動画などで紹介されて以降だ。冒頭で触れたコミュニティという点に関して言えば、『クリプト・オブ・ネクロダンサー』はゲーム実況のコミュニティを中心にして人気が広がってきたタイトルと言える。そんなわけで、スパイク・チュンソフトにより5月7日に開催されたゲーム大会、“『クリプト・オブ・ネクロダンサー』公式スピードラン大会 - niconico実況者杯”は、その名から想像がつくとおり、“実況主”に参加を限定したイベントだ。大会には、事前募集から選ばれた12名の実況主が参加。それぞれ3名ずつが、TeamAからTeamDまで4チームに分かれて、トーナメント方式により団体戦で勝利チームを競うことになる。さらに、1回戦でもっともポイントが高かったプレイヤーにはMVPが与えられる。

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